台風時の対策について
2021年10月03日
最近、沖縄本島は台風が通過しなくなりましたが、数年に一度は大きな台風がぶつかっています。
台風対策が近づく際は、しっかりとした準備を心がけましょう。また台風通過中も気を緩めず、外出は控えるようにお願いします。
基本的な台風時の対策ををまとめてみました。参考にしてください。
1.ベランダに置いている物は室内へ移動しましょう。
ベランダに置いているものは可能な限り全て室内へ移動してください。移動できないものは固定するようにお願いします。特に忘れがちなものが「物干し竿」です。物干し竿は風が当たる面積も小さいため、台風でも竿は飛ばないだろうと考える方もいるかもしれません。しかし、物干し竿は強風で飛んでいきます。実際、私も台風前に物干し竿を取り忘れてしまい、台風通過後にベランダの床の上に落ちていました。物干し竿が飛んで窓ガラスが割れた事例もあるようです。
2.ベランダにゴミが落ちていないか確認しましょう。
ベランダにゴミがあると、側溝や排水口のつまりの原因になります。水はけが悪くなってしまうと、床上浸水を起こしてしまう場合があります。実際、私の経験で賃借人様が朝起きたら、室内の床から2cm程度水が溜まっていたという事件がありました。火災保険で費用は賄えましたが、賃借人様も対応に追われました。対応に多くの時間もとられてしまいますので、事前の掃除をお願いします。
3.窓枠の掃除とサッシ部分には新聞紙やタオルなどを詰めることをお勧めします。
窓枠のサッシは水がはけるように作られていますが、ゴミがつまると水はけが悪くなります。また、風向きによっては強風の影響で水が逆流しますので、レールには新聞紙やタオルを詰めることをお勧めします。
4.停電のときの対策として、バッテリーや乾電池を用意しておきましょう。
台風時は停電することがあります。電気が使えなくなるとはいろいろと支障がでてしまいます。特に携帯電話のバッテリー残がなくなってしまうと、生活に大きく影響がでます。乾電池やバッテリーは前もって準備することをお勧めします。
5.強風注意報や暴風注意報があるときはエアコンは極力つけないようにしましょう。
風向きによっては室外機に負荷がかかり故障の原因になります。
6.やむを得なく玄関ドアを開け閉めする際はドアに挟まれないように注意してください。
風が強い階に住んでいる場合は、慎重にドアの開け閉めをしてください。実際、指を挟んで大けがをした方がいます。
7.台風の風でものがぶつかって建物の設備が壊れてしまった場合は管理会社に連絡してください。
風が治まってからの対応となりますが、比較的早めに対応ができます。
8.火災保険の更新忘れがないかもチェックをお願いします。
火災保険には台風などの災害保険も付帯されています。多くの場合、保険は2年更新です。部屋に2年以上住まわれている方は火災保険の更新忘れがないか確認をお願いします。